参考書・問題集の選び方③

前回はこちら

 

③SNSなどインターネットの情報を参考にする

インターネット上の情報は玉石混交です。

活用はすべきですが、そのためには自分で情報を精査する能力が求められます(無論、これは参考書を調べるとき以外もそうです)。

 

特に近年は、広告収入を得るために大手のサイトやレビューなどの内容を適当にパクっただけのものも数多くあります。

AIを利用して文章を簡単に作れるようになったこともあり、こうしたものは加速度的に増えています。

各分野に精通した人間が書いているものであるならまだしも、十分な知識を有していない人からの情報を鵜呑みにすることは非常に危険であると言わざるを得ません。

 

また、人間は基本的に自分が信じたいものを信じようとする傾向があります(気になった人は確証バイアスで調べてね)。

そのため、自分がわざわざ労力をかけて調べた内容が誤っている可能性については考えず、よく精査しない可能性があります。

インターネットを活用する際は、自分が調べた結果が本当に信じられるものなのかをよく検討した上で判断しなければなりません。

 

また、その上で前回も書いた通り、自分の現在地点を基準として使用する教材を選べば良い参考書や問題集に出合えるかもしれません。

しかし、上に書いたことに少しでも心当たりがある人は、少なくとも「教材探しは」インターネットを避けた方が良いでしょう。

 

④に続く…

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