【数学】参考書の選び方・使い方④
問題集の解答解説を読んだり、授業で先生の板書の式変形が理解できなかったことはありませんか?
多くの参考書や問題集では紙面の都合で、また集団授業では授業時間の都合で途中式を飛ばすことがあります。
そのため「これくらいはわかってくれ」という願望と共に途中式をすっ飛ばすということはよくあるのです。
それでは何故、式変形についていけないことがあるのでしょうか?
それは皆さんの計算力が足りていないからです。
学校の定期テストなどで練習問題のようなものを解く機会はたくさんあったと思いますが、どういう変形をすればいいのか、式をどのように見るかなどのコツを教わったり、そのための練習に時間を割くといった経験はあまりしてこなかったのではないでしょうか?
しかし実際にセンター試験の過去問などを解くと、時間内に全て解き終わらない人もいるはずです。
そうした生徒には計算用の問題集を用いて毎日30分程度の練習をすることを勧めています。
特に朝、まだ頭があまり回っていないときなどには単純な計算問題集などを活用すると良いでしょう。
また、学校から帰宅して塾に行くまでの隙間時間などに使うのも良いでしょう。
色々な問題集が出ていますが、塾で使用しているのは「合格る計算Ⅰ・A・Ⅱ・B」「合格る計算Ⅲ」です。
計算過程や考え方は勿論、ここは暗算で計算するべきといったところまで細かく書かれています。
計算力に時間のない受験生に是非使って頂きたい一冊です。
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