何年か前に、大学の同級生と会った時に(大企業で部長や役員になっている者もいる)、新入社員が「直属の上司(課長など)が自分をやる気にさせてくれない」と言って、訴えてきたり、ひどい時には入社数か月で退社してしまうことが、少なからずあると聞いた。もちろん、「優秀な上司」は、やる気を引き出すのが上手いのであろうが、残念ながら、そうでない人の方が多いのではないだろうか?

小中学生のうちは良いとしても、いつまでもこのような考え方では、困るのは本人である(周りは、それ以上に困るかもしれないが)。大事なことは、「やる気」とは「人に引き出してもらうものではなく、自分でコントロールしなければならないものである」ということだ。

船堀周辺の塾のチラシやパンフレットを見ると、「やる気を引き出す」などという表現も目立つが、動機づけには「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」というものがあり、ほとんどの塾が行っているのは、「外発的動機づけ」である。重要なのは、「内発的動機づけ」の方だが、こちらを喚起することは「外発的動機づけ」よりもはるかに難しいため、行えているところは、少ないのではないだろうか。

次回は、「内発的動機づけ」「外発性的動機づけ」について、述べてゆきたい。