前回の続きです。

動機付けには「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」に分けることができる。外発的動機づけとは、「褒められたいから」「他人を喜ばせたいから」「報酬(ご褒美)が貰えるから」「怒られるから」「強制されるから」などの外(他人)からの働きかけにより、行動することを言う。これに対し、「内発的動機づけ」とは、「好きだから」「もっと知りたいから」「目標を達成したいから」などのように、自らの内側に湧き起こった興味・関心により、行動するものを言う。

ここで注意すべき点は、「外発的動機づけ」のほとんどは、「一時的」であり、「進歩」や「成長」にはつながりにくいということである。しかし、「外発的動機づけ」であっても、継続して続けることができれば、次第に興味・関心が生まれ「内発的動機づけ」へと変化してゆくことがあるとも言われている。

最近の子供たちを見ていて、「長い時間をかけなければ身につかない」ことが、身についていないと感じることが、非常に多い。「思考力」「読解力」「粘り強さ」などが、その例である。本当の「やる気」も同様に、長い時間をかけて少しずつ身につけてゆくものなのではないだろうか。

次回に続きます。