職業柄、親御さんから
「どうしたら家で勉強するようになりますか?」
といった質問をよく受けます。

この手の質問は、おそらく全国の学習塾や学校の先生が日々受けている相談かもしれません。
もちろん、絶対的な回答は存在しないわけですが、
不思議なことに、親御さんが勉強や読書に熱心な家庭は
あまりガミガミ叱らなくても、
お子さんも能動的に勉強する傾向があります。

逆に、親御さんがスマホゲームなどに熱中しながら
「勉強しろよ!」と怒鳴りつけても、
子供はなかなか勉強してくれません。

「どうしたら勉強するか」
というより
「勉強がしやすい環境」を作ることをお勧めします。

さて、話は変わりますが、食べ物の「好き嫌い」の話で、
昔読んだ雑誌か何かに、興味深いことが書いてあったのを思い出しました。

ニンジンが嫌いなお子さんが、ニンジンが食べられるようになった、
子育ての話です。
その子供は、料理でニンジンが出ると、いつも残していました。
「身体にいいんだから」とか「栄養があるんだから」といくら言っても聞きやしません。

そんな折、一緒に暮らすお婆ちゃんが
「あら、〇〇君、ニンジン残すの?じゃ、お婆ちゃんが食ーべよ!」といって
美味しそうにニンジンをむしゃむしゃ。

それを見たお母さんが
「ニンジン、おいしいー!」といってむしゃむしゃ。

お父さんも
「美味いなー、ニンジン!!」といってむしゃむしゃ。

するとどうでしょう。
あれほど嫌がってたニンジンを、
「・・・僕も食べてみよかな??」
といって1口、2口。

イメージとは大したもので、
「嫌い」だと思って食べたら不味いものでも、
周りの人が「美味しい」といって食べていると
なんだか美味しく感じるもんなんですね。

そして、その男の子は、今までが嘘だったかのように
ニンジンが食べられるようになりました、ってお話でした。

【今日のひとこと】
お手本を見せてあげよう。