参考書・問題集の選び方①
ネット上で誰もが簡単に発信できるようになって以来、生徒たちの参考書・問題集の選び方も多岐にわたるようになりました。
しかし、自分の実力に合った正しい参考書の選択をしなければ、志望校合格への道のりは大きな遠回りを強いられることになりかねません。
今回はよくある参考書・問題集の選び方について考えてみることにします。
①学校指定のものを使う
論外。
基本的に学校指定のものは、様々な参考書や問題集から先生が熟慮に熟慮を重ねて選んだ…なんてことは決してなく、出版社の営業によって決まります。
また、進学校ではある程度考えて選ばれていることもなくはないですが、生徒ひとりひとりの実情に合わせたものが選ばれるということはなく、進学実績を伸ばすために必要な量を与えられるだけに過ぎません。
一般的に良い参考書や問題集を使ったからと言って、必ずしもそれが自分にとって有益に働くわけではない、ということをまず覚えておかなければなりません。
また、学校で出される課題やテスト勉強のために仕方なく学校指定の教材中心に学習を進める生徒も多いようですが、受験のための勉強はこれらと切り離して考えねばならないケースも多々あります。
②に続く…