「やる気」の正体⑤
細かく目標を立てる
物事の継続しようという気持ちが途切れるタイミングの一つは、続けていても効果や達成感が得られないと感じたときだろう。
人は自分が進歩・成長しているという実感がある期間は、どんなものでもそれなりに楽しいと感じるため、物事に積極的に取り組むことができる。
しかし、一般的に勉強の効果(=具体的な成績アップなど)がすぐ可視化されることはない(よく言われるのは、今行っている勉強の効果が表れるのは「4か月後」など)
また受験のように比較的長期間、最終目標が達成されることがないため、特に所謂「中だるみ」が起きやすい。
そこで、長期目標だけではなく、中期目標、短期目標を設定する(或いはしてもらう)
1日に終わらせるもの、1週間で終わらせるもの、1か月で終わらせるものなどを細かく設定し、成長や達成感を得やすくするのである。
報酬を用意する
上述の目標を細かく設定した際、同時に自分で報酬を設定しておくと、これはより効果的になる。
例えば1日の目標を達成したらお菓子を食べて良い、などだ。
これはソシャゲや漫画アプリなどでも使用されている手法だ。
毎日ログインしたらログインボーナス、少しプレイしてミッションをこなしたらデイリー報酬、それを1週間続けたらウィークリー報酬のように、プレイヤーが毎日続けたくなるような仕組みが用意されている。
私はソシャゲには興味がないので詳しくないが、ソシャゲはこの点が本当によくできていると思わされる。
対象が勉強だとしても一定の効果があるのは間違いない。
最終的には…
「甘さ」を排除する「やり抜く力」を育むことは、将来仕事など様々な場面でプラスに働くことは間違いない。
今回はいくつか勉強を続けるための「手段」を提示したが、もちろん最終的にはこうした方法に頼ることなく、自らの意志の力で成し遂げられるようになることが理想だ。
お子さんに身に付けて欲しい保護者の方、或いは自身が身に付けたい生徒は、是非江戸川区船堀の塾、リアライズの門をたたいて欲しい。