選択問題で悩まないための心構え②
前回はこちら。
それは予め「選択肢で迷った際のルール」を決めておくことです。
ルール自体はどんなものでも構いません、例えば・・・
・迷ったら最初に正解だと思ったものにする
・番号が小さい方の選択肢にする
・後ろに書いてある選択肢にする
などです、ぶっちゃけルール自体は本当にどんなものでも構いません。
大切なのは、選択肢で迷った際はどんなときでも「必ずそのルールに従い、それを曲げない」ことです。
では何故、こうしたルールをつくり、守ることが大切なのでしょうか。
1つは当然、迷う時間を短縮することで他の問題に時間を割き、そこで確実に得点するためです。
これは言うまでもないでしょう。
もう1つは、後悔しないようにするためです。
迷った結果、自分が選んだ答えが間違っていた場合、前回書いたような後悔をしてしまいがちです。
しかし、間違っていたとしても、その理由が「予め決めてあったルールに従ったから」だったらどのような心境になるでしょうか。
学校や塾、部活など社会で生きていく中でルールに従っている我々は「ルールだから仕方がない」と簡単に結果を受け入れ、割り切ることが出来るでしょう。
受験という極度の緊張を強いられる場面で、普段通りに設問へと取り組むことは簡単なことではありません。
積み上げてきたものを十分に発揮するためには、メンタルの管理もとても大切です。
いざというときのために、是非ルールを用意してみてください。