同じ問題を解くことには果たしてどれくらいの意味があるのかを今一度考えてみませんか?⑧
個別指導
個別指導の良いところとして、「分からないところを教わることができる」「生徒に合ったペースで学べる」などがよく挙げられますが、それは一面に過ぎません。
特に自己管理能力が乏しい生徒にとっては、何に対してどのように取り組むべきか、進捗状況がどうなっているのか、遅れが出ているのであればどのようにしてキャッチアップするのか、といった部分へのサポート(コーチング)が大切になってきます。
(逆に言えば、これができておらず、ただ教えている「だけ」の個別指導塾が果たしている役割は半分以下と言っても過言ではないでしょう…)
「解き直し」の効果が十分に得られない生徒の多くは、「やりなさい」と言うだけで十分に効果が発揮されるように取り組むことはまずありません。
彼らがもっているポテンシャルを十分に発揮するためには、指導者側が前述のような適切な教材を用意する、或いは実行せざるを得ない「仕組み」を用意するといった伴走者としての役割を果たしてくれる塾に通う必要があるのです。