「やる気」の正体③

さて、ここまで「やる気」の正体について考えてみたが、実際に気になるのは「どうやったら勉強を『やる気』になるのか」という話だろう。

 

まず、勉強を始める段階の「やる気」≒モチベーション(動機付け)を用意することは比較的難しくない。

 

きっかけは内発的動機(興味、関心、達成感など)でも外発的動機(報酬、評価など)でも構わないし、ポジティブなものでもネガティブなものでも構わない。

 

一般論を述べると、もちろん内発的動機の方が良いのだろうが、この辺りはどちらが良いかより、どちらが自分(或いは自分の子供)に合っているかで判断すべき内容だろう。

 

また、「〇〇になりたい」のようにポジティブな動機と、「××にはなりたくない」といったネガティブな動機もどちらが良いかも一概に判断できない。

一般的に人は「何かを得られる」ときよりも「何かを失う」ときの方が感情をより強く動かされる生き物だからだ。

 

動機は不純なものでも何でも、まずは始めるきっかけになるものになれば良いと考えるべきだろう。

 

ちなみに実際に生徒たちを見ていても、何がモチベーションになるかは非常に多様だ。

例えば本質的には同じ内容であっても、「宿題が増える」というペナルティから逃れるために宿題への取り組みを改善する生徒もいれば、正答率が高ければ「宿題を減らす」という条件を出すことが有効に働く生徒もいる。

もしお子さんにどういった動機付けが有効か分からない場合は、江戸川区船堀で30年間、塾講師として様々な生徒たちを見てきたリアライズに是非任せていただきたい。

 

続く…

ハイブリッド指導学習塾リアライズ
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