大学受験で何故、英語や数学などの科目を勉強しなければならないのか①

皆さんはどうして、大学受験で何故英語や数学、古文(特に苦手な場合)といった科目を勉強しなければならないのかと考えたことはありませんか?

 

古文なんて大学受験以降は一生触れない人が大多数ですし、数学を日常的に使うという人もほとんどいないでしょう。

英語はこれらの科目と比べるとかなり実用的な気がしますが、とは言え仕事などで英語を使用する人はやはり限られているのではないでしょうか。

 

例えば法学部へ進学したいのであれば、英語や古文の問題を解くことができるよりも、六法全書を暗記している方が大学進学後の勉強で役立ちそうだと思いませんか?

 

では、どうして大学受験では英語や数学といった科目が課されるのでしょうか。

それは、より専門性が高い学問を修めていくために必要な、ある能力を有しているかをはかるためなのです。

 

大学入学後に求められる力とは

大学で学んでいく内容はこれまでと違い、はるかに高度かつ専門性が高くなっていきます。

また、小学校・中学校・高校と異なり大人数で講義を受けることが多いため、ひとりひとりの学習状況を担当の先生が把握していることもありません。

そして当然ですが塾などもないため、大学の授業がわからなくても教えてくれる人もいません(優秀かつ親切な友達がいれば話は別ですが)

つまり、大学では講義の内容を授業時間内でしっかり理解し、そしてわからないところは教科書などを読んで自力で理解しなければならないのです。

逆に言えば、それができないのであれば、大学で学ぶ資格はないということになります。

 

そうです、大学受験で受験生たちは英語や数学などの科目を通して、その大学で「自力で」学んでいくだけの力があるのかをはかられているのです。

 

続く…

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