国公立大志望の理系が選ぶべき社会科目③

前回

 

④地理

 

倫理も現代社会も使えない、もちろん好きな社会科目なんて1つもない!という皆様。

お待たせしました、これが本番です。地理やりましょう、地理。

「何で地理?」と思うかも知れませんが、実は地理は社会科で最も理系向きの科目なのです。

 

地理は大きく分けて「系統」「地誌」の2分野に分かれます。

このうち、「地誌」はアジアやヨーロッパなど、各地域ごとの地形や産業などの特色を1つ1つ追いかけていく暗記分野です。

そう、この記事をまだ読んでいる皆様の大嫌いなThe社会とでも言うべき科目です。

 

一方、「系統」はというと、地形や気候、産業などについて「どうしてそうなるのか」という理屈を学習する分野です。

もちろん暗記すべきことがないわけではありません、社会だから名称など覚えねばならないことはそれなりにあります。

しかし、歴史や政経などのようにほぼ全てを暗記で乗り越えなければならないということはないのです。

 

加えて、共通テストでは大問6つ中、完全に地誌のみの問題は2つしか出題されません。あとは小問として地誌の知識がないと厳しい問題は出題されますが、「そこそこ」の点数を目指すのであれば地理は非常にお得な科目と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれにせよ科目選択は、漠然とした苦手意識や「学校で習ったから」などという曖昧な理由で行わず、参考書や過去問を見て真剣に考えて結論を出しましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください