学校で配布されることが多いため、青チャートや黄チャート、Focus Goldを使用している生徒はかなり多いようです。

しかし、これらの参考書は本当に優れた参考書だと言えるのでしょうか?

 

チャート式、Focus Goldを使う最大のメリットはその網羅性にあります。

数学の基本計算すら苦手な生徒から、模試で偏差値65を軽々と突破するような生徒まで、その全てを対象として作られているのがチャートやFocus Goldという参考書です。

そのため下は教科書レベルの超基本問題から、上は京大などの難問までも載っています。

しかしそれ故、使い方を誤ると何の役にも立たない参考書になりかねません。

 

例えば数学が苦手な生徒は、青チャートに載っている基本事項だけで十分に数学の基礎知識を理解することは厳しいと言えます。

また、初めて高校数学を学ぶ生徒(高1・高2生など)が青チャートで自習しようとすると、基本例題→重要例題→演習例題→EXERCISESの順番に解いていけば、その単元をマスターできると考えてしまいがちです。しかし、初めてその単元を習う人がこの順番に解いていくことはほぼ不可能に近いのです。

何故なら、演習例題やEXERCISESに使われている問題は難関校の入試問題が多く使われているのですが、そうした入試問題はメインテーマはその章の内容だったとしても、他分野の内容を含んだ総合的な出題になっていることが多いからです。

 

チャート式やFocus Goldなどの幅広い生徒を対象とした参考書を用いる場合は、必ず自分の学力をよく理解している塾の先生などに解く問題を選んでもらいましょう。

それが効率よく学習するコツです。