英英辞典のすゝめ

一定以上の学力がある大学受験生限定ですが、リアライズでは多義語の意味を英英辞典で調べるように勧めています。

単語の意味は英単語帳で覚えるのが基本ですが、意味が多数ある場合に正しい訳語選択が出来ない受験生が増えています。

単語帳にちょうど相応しい意味が載っていない、単語帳に載っている訳語を正しく理解していない(国語辞典を引けという話ではありますが)、何となく雰囲気で選んで辻褄を合わせようとする悪癖がついている…などその理由は様々ですが、これらは英英辞典を上手に活用することで解決が可能です。

英英辞典なんて見たこともないという受験生も多いとは思いますが、英英辞典とは日本語における国語辞典のようなもの。
つまりネイティブによる英単語のイメージがそのまま書かれています。
当然、全て英語で書かれており、略式の記載なども含まれているので使いこなすことは簡単ではありません。
しかし、英和辞典や英単語帳と異なり、「『誰かの解釈』を更に解釈する」と言ったことが発生しないため、自然な日本語の選択が可能になります。

大学受験の和訳問題では、直訳をしただけでは正解からは程遠い出来栄えにしかならないような文が数多く出題されています。
こうした設問で自然かつ、本来の意味から離れたものにならない和訳を行うために、英英辞典を用いた英単語のイメージ作りを行うと良いでしょう。

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